こんばんは。杉本京子です。5年前を振り返ってシリーズ第2弾。前回記事「孤育て」の行き詰まりから、親子で楽しめるコンサートを始めました。では、孤育てに煮詰まった私が、ネット掲示板にコンサートをやりませんか と投稿したところまでお話ししました。
ところで、私杉本は、最初は任意団体の代表、そして現在代表理事、という役割に就いていますが、私自身は音楽家ではありません。音楽家のみで構成される音楽団体のほうが一般的には多いので、音楽家ではない人間が中心にいるというのは、この団体の特徴でもあるようです。この、コンサートをやりませんか?と投稿したときも、イメージにあったのは、賛同してくれたママたちと、どこかから演奏者を探してきて、演奏してもらう という形でした。
子育て中のママ、かつ音楽家 という人もいる
掲示板に返信をくれたママたちと、一人ずつお会いしました。もちろん子ども二人連れです。子育て支援センターだったり、児童館だったり、公園だったり、子どもを連れていける場所で。子どもが熱を出して約束の日を数回延期というのもありました。ようやく会えても、話している最中に子どもを追いかけて中断…ということも。子連れあるあるですね。
そしてお会いした五人のうち、二人は音楽家だったんです。
「演奏するよ~」
「えっ!???」(私)
そんなこと想像もしていなかったので、驚きました。
最初のステップ「演奏してくれる人を探す」をあっけなくクリア。
考えてみれば、当然女性の音楽家もいるし、その中で子供を産んで子育てをする人だってもちろんいるんですよね。
だけど、演奏活動を継続するには、子どもの預け先や、代えの利かない仕事であるので、本番に穴をあけられない(急な子どもの体調不良など…)など、ハードルの高い問題もたくさんあるようです。演奏なんてできない人間に取っては、演奏できるのにやらない(やれない)なんて、勿体なすぎる!💦
ラッキーなことに、企画に賛同かつ演奏もしれくれるという人に出会えたので、これはやるしかない!とコンサート会場探しを始めました。